うつ病ってどんな病気?さまざまな治療方法

うつ病の症状や原因について

うつ病になると、抑うつ状態が長期間持続し、物事に対する興味・関心や、嬉しい・楽しいといった感情が起こらなくなります。誰でも憂うつな気分になることはありますが、時間がたっても気分が晴れないのが、うつ病の特徴と言えるでしょう。気分の落ち込みの他、食欲減退や倦怠感、頭痛などの症状があります。もともとの性格や、人間関係やストレスなどの社会的要因も、うつ病の原因のひとつだと考えられています。

どんな治療方法があるのか

うつ病の基本的な治療方法は、精神療法と薬物療法です。精神療法では医師やカウンセラーと対話を進めていき、問題を解決していく方法を探っていきます。主な精神療法は、認知療法と対人関係療法です。出来事に対する誤った考えを認識して、歪みを修正していくのが認知療法です。対人関係療法では、身近な人との対人関係において、コミュニケーションの取り方を改めて考えていきます。薬物療法には、抗うつ剤が用いられます。抗うつ剤には副作用があるため、少量の服用から治療が始められるそうです。

副作用が少ない治療法

抗うつ剤の副作用は、視力障害や吐き気、体重の増加などです。磁気刺激治療は、副作用が少ないと言われています。抗うつ剤の治療で改善が見られない患者に、磁気刺激治療が適応されることが多いそうです。磁気刺激治療は、特殊な装置を用いて行われます。うつ病を発症すると、脳では機能障害が起こっている可能性があります。磁気刺激治療では、脳内に渦電流を発生させ、脳の血流や代謝を改善し、脳の活動を回復させる治療法です。うつ病の他に、PTSDやパニック障害、慢性疲労の治療にも適応されます。

光トポグラフィー検査は精神科の医療機関で鬱病の診断を目的に行う検査で、軽い赤外線を使いながら脳の血流変化を測定します。探子付の帽子を被って質問に答える内容ですが、微弱な光の照射の為、安全性が高いです。